実家をネコの住処にさせないためにすべきこと
実家を空き家のまま放置していると、
当然のことながら、草木が伸びます。
屋根や外壁のメンテナンスと
決定的に違うのは、
草木のメンテナンスは
一回では終わらない
ことです。
何もしなければ、何度除草しても、
何度も草木は生えてきます。
この草木の伸びが、
衛生上周囲へ悪影響を与えていることも
よく聞くお話ではないでしょうか?
具体的にはこんなことがよくあります。
①雑草が伸びる。
↓
猫が集まる。
↓
猫の住処になり、
糞・尿を一定の場所のするようになる。
↓
臭いが漂い、周囲にも臭ってくる。
↓
ハエや蚊の住処になる。
②伸びた草木に紛れ、ゴミを不法投棄される。
↓
不法投棄が常態化してくる。
③浄化槽の破損、故障
↓
汚物が処理されず、臭いが周囲に漂う。
ハエや蚊が集まってくる。
これらの例のように
「そのまま放置すれば著しく衛生上
有害となるおそれのある状態」
の空き家も、強制撤去の対象になり得ます。
これらのメンテナンスの基本は、やはり
定期的な除草・点検
になります。
年に1〜2回でも、実家に帰省して
作業・点検すればいいのですが、
あまりに遠方であれば、
地元の空き家管理業者に依頼して
定期的除草・換気・点検・巡回など
行ってもらうのも良いでしょう。
これらの作業は、
決して難しいものではありませんが、
長期間やらなければ、
衛生上大きな問題に発展します。
特に猫など、動物が住み着くと、
なかなか離れなくなりますので、
臭いなどは
長期間周囲に影響を与えることになります。
単に「草むしり」と安易に考えず、
あとあと周囲に迷惑がかからないように、
適切に対策はしておいた方が良いでしょう。
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