人生の3大資金が、「実家の空き家対策」で4大資金になるかもしれません。
「実家の空き家対策」をテーマに、
このブログを約1年2ヶ月ほど、
毎日書いていますが、
記事を書くために、
いろいろな書籍やニュースを見ながら、
いろいろな書籍やニュースを見ながら、
よく思うことがあります。
今日はそのことをお伝えします。
私は、不動産業者という立場の他に、
ファイナンシャル・プランナーとして、
お客様のライフプランのご相談も
承っています。
その中で必ず出てくる言葉が
人生の3大資金
というものです。
というものです。
これは
「教育資金」
「住宅購入資金」
「老後資金」
を表しますが、
人生の中で、
大きな支出になる資金の内容です。
詳しくはよく分からなくても、
今までの人生経験や
今現在の生活など考えると、
この3大資金は、
誰にでも降りかかってくる、
大きな支出であることは、
イメージできることと思います。
この3大資金をつくるために
預金や投資、融資を考え、
来たるべき時に備えるわけですが、
今の日本の空き家の多さや
少子高齢化などを考えると、
実家の空き家対策資金
というのも、
これからの人生に
かかってくる費用として、
組み込んでおくべきではないかと
私は思っています。
実家が空き家になることで、
維持管理にかかる費用や、
解体にかかる費用など、
数百万単位でかかる費用が
発生することも
決して少なくありません。
持ち出しの金額がなく、
実家を売却できればいいですが、
地方の不動産ですと、
売っても数百万円にしかならず、
解体費やその他経費も
賄えないなんて事態も珍しくはありません。
賄えないなんて事態も珍しくはありません。
また、
2015年の空き家法の制定により、
今までは空き家の実家を
放置していても、
特にペナルティがなかったものが、
周囲に迷惑だったり、
危害を与える可能性があれば、
行政にて強制撤去でき、
その際の費用は、
所有者に請求できることに
なりました。
したがって、
放置したままで、
何もしないでいいということは
なくなり、
適切な維持管理や解体なども、
真剣に考えなければ
ならなくなってきたのです。
空き家対策というと、
空いた空き家をどう活用するかに
目がいってしまいますが、
空き家対策を行うための資金づくりも、
空き家対策の一環として、
考えておかなければならないでしょう。
私は実家の空き家対策は、
ライフプランの一つであると、
考えています。
空き家をどう活用するかという、
手段だけではなく、
ライフプランの中で
実家の空き家を、
いつどのようにするのかを考え、
「いずれかかるお金」として、
準備しておくことも必要でしょう。
「うちは実家が売れるから大丈夫」
と安易に考えず、
「実家の空き家対策資金」も
必要資金に組み込み、
ライフプランを検討されることを
私は提案いたします。