「空き家管理」を依頼する時の注意点
遠方の空き家の実家に
「万が一」が起こらない対策として、
空き家管理業者へ
管理を委託する手段もあります。
空き家管理業者は、この数年
多くの業者を見かけるようになりました。
空き家管理に
特段の資格や要件があるわけではないので、
大手・中小・零細・個人・法人・本業・副業、
など、空き家が問題になっている昨今、
参入は多いです。
管理内容や料金などは、まちまちです。
主な管理内容は、
草むしり、外部状況確認、
外部写真撮影、
室内空気入れ替え、
臭気止通水、室内清掃、
室内写真撮影、
郵便物回収・チラシ処分
等といったところが多いようです。
料金も月額5000円、1万円といった
定額制のものから、
管理項目別に料金設定して、
依頼があった分を支払うなど、
様々な料金体型があります。
管理内容や料金は、
ご自身の要望にあったものを
選んでいただければ良いですし、
その他の選定基準も人によって
いろいろあるかと想います。
ただ委託先を決めるときは、
必ず「現地」で
事業者に会ってから
依頼しましょう!
遠方の実家ですと、
空き家管理事業者を探すのも
ネットが中心になると想いますが、
ネットだけでの情報では
管理内容に分からないことも当然ありますし、
実家の状況をメールやスカイプなどで
説明するにも限界はあります。
いくら空き家とはいえ、
自身の想い出が詰まった実家です。
自分がいない時に
敷地内や室内に入ってもらうわけですから、
会社の様子、担当者の人柄、
入室スケジュール、報告方法・頻度など、
しっかり確認すべきです。
無用なトラブルにならないように、
実家の中での注意点などは、
現地を事業者と一緒に確認しながら
明確に伝えて、
依頼した方が良いでしょう。
また地方の業者と都市部の業者では、
仕事の仕方も慣習も違います。
お互いの意思疎通に
食い違いが起こらないよう、
良好なコミュニケーションを心掛けて、
実家になにかあった時には
迅速に対応してもらえるように
しておきましょう。
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