【実家の調査】家を買う人が、一番知りたいことはなんでしょう?
実家を売却するには、
実家がどんな家なのか?
調査する必要があります。
なぜ、調査しなければならないのか?
それは売買契約前に
伝えなければならない必要項目が
法令で定められていることもありますが、
何より実家を買ってくれる人に対して、
より正確な情報で、購入目的に沿って、
買うかどうかの判断をしてもらうため、
というのが一番の理由でしょう。
調査する項目は様々ですが、
大まかに分けると、
・法令に基づくこと、関わること
・周辺環境
に分けられます。
前者は必ず調べて、
買う人へ伝えなければならない内容です。
例えば、
この地域ではどんな建物が建てられるか?
誰が所有者なのか?面積はどのくらいか?
といったことなどが該当します。
後者は必ずしも
伝えなければならないことではありませんが、
あると良い内容です。
例えば、
スーパーは歩いて5分くらいのところにある、
近所の公園は桜の名所、富士山が綺麗に見える、
といったような主に日常生活に関わることです。
どちらとも大切な調査内容ですが、
前者は必ず調べなければならないが、
日常生活に直接関わることは少ない、
後者は調べる必要はないが、
日常生活に直接関わることが大きい、
とも言えます。
どちらの調査内容・情報を優先するかは、
買う人の考えによりますが、
資産としての価値を求めるなら前者、
自身のライフスタイルを求めるなら後者、
という感じになるでしょう。
実家を売る側も、
自分の実家に買う人が何を求めているか?
少しでも理解することも大切ですし、
資産価値をアピールするのか?
生活環境をアピールするのか?
戦略を考えることも大切でしょう。
実際に調査するのは、
不動産業者や専門家になると思いますが、
あなた自身も、
実家を買ってくれる人に伝えたい情報は、
調べておくといいですね。