【空き家売却の3000万控除〜 その3】空き家になって3年が期限です。
空き家を売った時の税金の特例には、
期限があります。
具体的には、
相続を知った時から
3年目の12月31日までに売る、
と、以下の税金の特例の対象になります。
※この特例は令和5年の税制改正で4年延長となり、
令和9年12月31日までに売った場合
が対象になります。
◉国土交通省
令和5年度 国土交通省税制改正事項 (住宅局関係抜粋))
空き家を抑制するための
特例措置(3000万控除)の拡充と延長(所得税・個人住民税)
◉国税庁HP
被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例
国税庁HPはこちら→ https://www.nta.go.jp/index.htm
こちらの記事もご参照ください。
【実家の売却】空き家の前に、
まず「不動産を売った時の税金」を知っておきましょう。
この期限は
法律で決まっているものですが、
この期限があることによって、
空き家の実家をどうするか?を
考えるきっかけになります。
税金が安くなったり、かからないなら、
早く売ろう、、
売らずにいずれ建て替えて住もう、、
しばらく貸したいから、
この特例は使わなくてもいい、、
などなど、期限があることで、
これからの具体的な選択肢が出てきます。
また、実家のこれからのことを
家族や身内に切り出すのにも、
自然にできますよね。
3年以内に売ると
税金が安くなるんだって、、
と言われても、不自然ではないし、
相続の手続きの延長みたいな感じで、
耳を傾けてもらいやすいのではないでしょうか?
もしあなたの実家が
空き家になって3年以内だったら、
売った方がいいのかどうか?
一度考えてみるといいですね。