【実家の売却】「どうすれば」売れるのか?が大切です。
実家の売却のご相談の中には、
「実家が売れるかどうか知りたい」
というお話が時々あります。
地方にある実家で、
街には人も少なく、交通も不便だし、
果たして売れるのかどうか。。。
そんなお気持ちからくるご質問です。
確かに素人目に見ても
売れそうにない家やはたくさんありますから、
心配されるお気持ちも十分に理解できます。
ただ私はこのご質問に対しては、
いつも違和感を感じています。
売れるかどうか?というのは、
買い手がいるかどうか?ということですが、
それは売る活動をしないとわからないことです。
法律上の問題や人間関係などで、
売るに売れないということも多くありますが、
地域的な問題や
家や土地の状況が心配の理由なら、
それは誰しもわかることではありません。
オンラインが当たり前になった今、
ライフスタイルが変わり、
新たなニーズが生まれました。
今はただ地域や家の状態だけで
売れるかどうかを判断する時代ではありません。
その家でどんな暮らしができるのか?
どんな使い方ができるのか?
買った人にどう役に立つのか?
それを伝え、理解してもらうことが大切です。
実家が売れるかどうか?ではなく、
どうすれば
実家の魅力やメリットを伝えられるのか?
売ることができるのか?
それを考えることが大切です。
確かに都市部の便利の良い場所に比べれば、
地方部が売りづらいのは事実でしょう。
言い換えれば、売りづらいというのは、
実家の場所や状態を、
より深く人に知ってもらう必要が多い
ということであり、
伝え方や提案方法の問題とも言えます。
「売りづらい」というのは、
「売れない」ということではありません。
実家が売れるかどうか?
心配されるお気持ちもあるとは思いますが、
実家の良いところ、メリットは何か?
それが買う人のどんな役に立てられるのか?
今一度考えてみてくださいね。