「円安」で日本の家が外国人に買われているそうです。
昨日テレビのニュースを見ていたら、
円安で、海外投資家の日本不動産購入が
注目されていると流れていました。
国内では、
円安による物価高騰の話で持ちきりですが、
海外の人から見れば、円安の名の通り、
日本のものを安く買えるチャンスです。
不動産もその一つであり、
外国人投資家もこのチャンスを
活かそうとしていることでしょう。
ただ外国人投資家が購入しているのは、
海外でも名の知れた場所にある、
由緒ある家や歴史的な価値がある
家とのことです。
多くの外国人が知っている場所、
価値があると思う場所は、
日本でも人気のある場所ですから、
投資物件としても
良好な条件を満たしているということでしょう。
あなたの実家がそのような地域にあって、
実家を売りたいと思っているなら、
外国人へ売却するのも選択肢の一つです。
今の円安は、
永続的に続くとは考えられないので、
売る側としてもチャンスとも言えます。
ただよく耳にし、私も思うところですが、
外国人所有の日本の土地や家が増えていくのは、
日本文化の継承、国防、心情的なところで、
必ずしも良いことばかりではありません。
なんでもいいから売れればいい、
ということではなく、
売り手側の気持ちや考えに沿った人に、
買って欲しいものです。
もちろん、日本の文化や歴史を重んじて、
購入される外国人も多くいますが、
今円安のこの時期に購入される動機には、
「投資」の考えが大きくあることでしょう。
もっとも、
なかなか売れなくて困っている場所は、
おそらく海外投資家も知らないですし、
投資対象の条件に合いませんから、
いくら円安といっても
売却しやすくなることはありません。
また人気のある場所の家は、
すでに多くの購入希望の話があるでしょうから、
売却先は慎重に選んでいることと思います。
実家を外国人へ売却することは、
売却先として大きな選択肢ではありますが、
言葉がわからないからと、
人に任せて売ってしまうことがないよう、
しっかり買い手の考えを理解した上で、
進めていくと良いですね。