【高齢者施設への入所】これから実家はどうしますか?
空き家の税金の特例を利用するには、
相続が発生する直前まで、
空き家になった家に住んでいることが
条件になります。
しかしながら、
相続が発生した時、その家に住んでなく、
高齢者施設に入所している方も多くいます。
こうしたケースの場合も
一定の要件が満たされていれば、
空き家の税金の特例が利用できます。
詳細は以下をご確認ください。
◉空き家の発生を抑制するための特例措置
(空き家譲渡の3000万円特別控除)
について
※国土交通省HPより
◉被相続人の居住用財産(空き家)
を売ったときの特例
※国税庁HPより
そもそも相続が発生した時に、
高齢者施設にいたということは、
施設に入所する段階から、
実家をどうするか?
何かしらは考えていますよね。
もう住まないからという理由で
親の方から早く売るように言われたり、
高齢者施設へ入所する資金をつくるために
売却される方もいます。
また、入所の段階で、
成年後見や家族信託などの手続きを
される人もいます。
つまり、高齢者施設への入所が、
実家の今後のことを考えたり準備する、
きっかけになるわけです。
親の相続は考えたくない、話しづらい、
という人も多くいますが、
いずれ来るべき時はきます。
話しづらくても、考えたくなくても、
話すべき、考えるべきタイミングの一つが、
高齢者施設への入所です。
親が高齢者施設へ
入所することになったならば、
これから実家をどうするか?
親、兄弟、親戚などと、
現実としっかり向き合って考えていきたいですね。