あなたの実家、傾いていませんか?
坂道のように、外で傾きがある場所は、
誰もが気づくと思いますが、
そのような傾きは家の中でも起こります。
よくビー玉を床に転がして
家の傾きを確認することがありますが、
その傾きにも一定の基準があります。
◯住宅紛争処理の参考となるべき技術的基準
※国土交通省HPより。
家が傾いていいわけではありませんが、
上記の基準から、6/1000未満の傾きは、
許容範囲と解釈されて、
中古物件の売買取引が行われることはあります。
私も傾きのある家は
何度か取引したことはありますが、
お客様にもその旨伝え、
ご理解いただいた上で
中古の家をご購入いただきました。
傾いているからといって、
多少でも傾いている家が
すぐに倒れるというわけではありません。
地盤が安定して、
もうそれ以上は傾かないと
判断できることもあれば、
家をジャッキアップして、
傾きを直す工事を行うこともあります。
それは傾きの状況や
住む人の考えによりますが、
いずれにしても、
日本の家には少なからず傾きがある、
というのは理解しておいた方が良いです。
築40年以上経っている家でも
傾いてそのまま長く暮らしているケースも
多くあります。
先日オープンした空き家モデルハウスも、
傾いています。
家の中に入るとわかりますが、
この家は室内に入ると
明らかにわかるくらいのレベルの傾きです。
こちらです↓
あまり体感する機会はないと思うので、
一度ぜひこのモデルハウスにいらして、
実家が傾いていないかを確認するための
参考にしていただけたらと思います。
↓空き家モデルハウスの詳細はこちら
◉東村山市多摩湖町空き家(リフォーム途中)