実家の売却手続きが「オンライン」でできるようになりました。
年度末から年度始めに向けて、
不動産はかなり動いていますね。
不動産業者の仲間からも
同じ声を聞きますし、
物件検索していても、
何日か前に掲載されていた物件が、
軒並み成約になっていたりで、
メディアでよく流れている、
不動産の好調さを肌身で感じています。
そんな年度末に、不動産業界で、
不動産取引に関わる大きな動きがありました。
◉不動産の売買取引に係る
「オンラインによる重要事項説明」
(IT重説) の本格運用について
~令和3年3月30日より開始します~
※国土交通省HPより
簡単にいうと、
不動産売買するときの説明が、
オンラインでできるようになりました、
ということです。
すでに賃貸では
オンラインでできるようになっていましたが、
売買は扱う金額も大きいのと、
内容も複雑になることから、
テスト段階での運用でした。
不動産売買の説明がオンラインでできると、
何がどう変わるのか?
一番のメリットは、
遠方の不動産売買がしやすくなることです。
遠方の不動産を
売ったり買ったりするのに、
売ったり買ったりするのに、
地元の不動産業者に
依頼するケースは多いですが、
いざ契約となると地元に足を運んで
対面で説明を受けたり、
手続きをしなければならなかったのが、
オンラインでできるようになったわけです。
時間の節約であったり、
感染症対策であったり、
取引の説明や状況を記録できたり、
オンラインで
不動産売買の手続きができる
メリットは大きいです。
実家が遠方にある方にとっては、
売買の手続きもしやすくなりました。
ただ、
オンラインになったから全て良し、
ということではありません。
不動産売買手続きのオンライン化に
時間がかかったのは、
それなりの理由があります。
先にお伝えした
金額の大きさや内容の複雑さだけでは
ありません。
次回は、
オンラインでの売買契約の注意点を
お伝えしますね。