【実家の賃貸】顧客ターゲットとは誰か?
アパートやマンションの経営と、
実家の賃貸の違いは、
継続性があるかどうか?
ということをお伝えしました。
実家の賃貸は、
ずっと貸し続けることが目的ではなく、
いずれ売るけど、なかなか売れないし、
そのままにしておいても利用しないので、
よろしかったらお貸しします、
というスタンスです。
したがって「単発」で良いわけで、
もっと言えば、
「どうせ売るのだから、
借りる人の好きにしてどうぞ」
という考えでもいいのです。
なので顧客ターゲットも、
アパートや賃貸マンションとは
違ってきます。
具体的には、
・自分の好みに家をアレンジしたい人、
・自分のシゴトやビジネスに
都合の良く改装したり、利用したい人、
・アパートや賃貸マンションでは、
入居しづらい人、
などが考えられます。
この中には、
高齢の方や障がいを持った方なども
該当するでしょう。
決して、何が起こってもいい、
というわけではありませんが、
少なくとも、
高齢者の入居を断るというような、
賃貸経営を「継続」させることを
阻むようなリスクは、
優先順位を低くしてもいいと思います。
そのまま実家を空き家にしておいて、
朽ちてたり、壊れたりして、
防災、防犯上、
周囲に迷惑がかかるくらいなら、
自分の好きにして使ってもらってでも、
どなたかに利用してもらった方が、
維持管理も楽になるし、
周囲の人も安心するでしょう。
売るときも古いままで、
売れればいい、と考えているなら、
住まいに困っている人、
住まいが必要な人に使ってもらうことも
ぜひ考えてたいところですね。