実家で言われた、今の時代に突き刺さる言葉
10連休のGWも
後半になってきましたね。
あなたはどんなGWをお過ごしですか?
私は、日帰りで数日、実家に行きながら、
この歴史に残る改元の連休を楽しみながら、
ゆっくりと過ごしています。
そんな中、
先日実家に戻った時に私の母親から、
「うちの近所は静かだね。」
とボソっと言われました。
私の実家周辺は、バス便ではあるものの、
比較的街並みは整っている場所です。
大型スーパーが数件、
家電量販店やファミレスなども
近くにあったりして、
結構生活するには便利のいいところと
自負しています。(地元愛ですね。)
とはいうものの、
実家に行く道を歩いていると、
確かに静かです。
もちろん、GW期間中、
出かけている家が多いこともあります。
しかしながら、このGWに限らず、
そもそも今の実家周辺で見かける
小さな子供や小学生があまりいません。
私は昭和44年生まれで、
団塊世代ジュニアの
数年前の生まれなのですが、
私が生まれた頃は、
子供が増えている時代でしたから、
私の実家近くも同級生は多く、
にぎやかだったのを覚えています。
中学校の時は、
40人学級が10クラスで、
3学年あったわけですから、
今と比べると、子供の数は断然多く、
街の雰囲気も全然違いますよね。
だからといって、周囲に
子供が全くいないわけではありません。
もう農業をやらなくなった畑に
次々と家が建っていったり、
築40年を過ぎた家を建て替えて、
2世帯住宅にしたり、
新しい若い家族が引っ越したりして、
世代の若返り、街の若返りを
感じられることもたくさんあります。
ただ、
比較的都心に近い場所でさえ、
街が静かになったと
感じるくらいですから、
地方部ではもっと静かなんだろうなぁ、
とは感じましたね。
実家を活用するのにも、
子供が独立して実家を離れ、
高齢者が多くなった街で、
どんな活用をしていけばいいのかも
考えるところです。
売るにしたって、
若い家族に買ってもらったら、
高齢者が多くなったご近所で、
どんなコミュニケーションが取れるのか?
貸すのも同様に、
高齢者が多くなったご近所の中に、
全くご近所の人の生活に合わない人が
住むようになったらどうなるのか?
実家や実家周辺が
空き家になったからといって、
その空き家単体だけの活用で
考えるわけにはいかない、
ということです。
とはいえ、
周りの人のこれからの生活まで考えて、
売ったり、貸したり、
活用方法を考えるというのも、
なかなかできることではありません。
子供が少なくなり、
高齢者が多くなった街で
実家を活用するのは、
どんな人に住んでもらったり、
利用してもらったりすればいいのか?
パートナーとなる専門家と相談して、
空き家となっている
実家周辺の状況を把握しながら、
ご近所に受け入れられ、
自身にも有意義となる実家の活用方法を
探っていってほしいですね。