「違法」に建っている実家の活用方法とは?
新耐震基準の家かどうか?
それによる、
空き家の実家の活用方法について、
お伝えしてきました。
建築確認を取得した時期によって、
耐震の基準が違うため、
空き家の活用方法は変わってくる、
ということですが、
そもそも、
建築確認を取得していなかったり、
取得したけれど、
その通りに建てていない家も、
結構世の中には存在します。
また、本来、
建てられない場所に家が建っていたり、
昔は建てられたけど、
今は建てられなくなった家もあります。
こうした、
現在の法律や基準に合っていない、
いわゆる「違法建築」の家は、
活用するのも結構難しくなります。
建築された時期に関わらず、
基準に合っていないわけですから、
その家が安全に暮らせる家である
根拠がありません。
そのため、いくら築年数が浅くても、
行政の許可などが必要な活用には
利用できません。
また、違法建築の家の売却は、
購入者側からすると、
住宅ローンが利用できないので、
売却しづらいです。
こうした状況を踏まえ、
違法建築の実家の活用の選択肢を
以下に挙げてみました。
実家が違法に建てられているかどうかは、
役所への調査などでわかりますので、
実家の活用方法を考える前に、
実家が違法に建っていないかどうか?
確認してくださいね。
◉違法に建っている実家の選択肢
【売る場合】
・相場より安く売る。
・建物を解体して、土地で売る。
【貸す場合】
・DIY型賃貸借で貸す。