「実家が売れない期間」はコントロールできます。
売却に時間がかかる実家は、
「貸す」+「売る」
の合わせ技で、
「売れない期間、
貸して収入を得る」
ことをお伝えしました。
◯需要が少ないエリアにある
◯建て替えができない
◯違法建築
といった実家は、
早く売ろうと思っても、
それなりの時間がかかります。
相場よりも大幅に安くして販売活動しても、
なかなか売れず、
半年くらい経っても売れないと、
価格を下げてまた販売、
それでも売れずにまた3ヶ月、半年と過ぎ、
気づけば売り始めてから、
1年が経っていました、
なんてことも、
現実に起こり得るお話です。
(実際に私もこうした経験はあります。)
こういった売り方だと、
「売りたいけど、なかなか売れず、
結局1年が過ぎちゃった」
というような結果論になってしまいますが、
最初から、
なかなか売れない家と理解しているなら、
例えば
「3年は貸して、それから売ろう」
と割り切って考えた方が、
計画的に売却ができますし、
一定期間を貸すことで
何年か後の収入も見込めます。
特に一戸建ての場合、
賃貸ニーズが高いのは、
ファミリー層なので、
賃貸期間も3年、5年、7年と、
アパートなどの1Rの賃貸よりも、
長く借りてもらえ、
長期間の収入が見込めます。
また、
「売れないといっても、
そんなに長く貸したくないよ」
という考えをお持ちなら、
建て替え時の仮住まい専用で
1年程度の限定で貸すこともできます。
要するに、
一戸建ての実家を貸す場合、
自分自身で
貸す期間も、売らない期間も
コントロールできる
貸す期間も、売らない期間も
コントロールできる
わけです。
実際に私が管理している
築40年以上にもなる一戸建ても、
なかなか売れない事情があって、
現在貸していますが、
貸し始める時から、
いずれ売却する時期も予定が立っていて、
今すぐに売却するよりも
多い収入が見込まれています。
売るのに時間がかかる、
なかなか売れない、
と少しでも想っているなら、
先に貸す期間を決めて、
計画的な長い期間での
売却を考えて見ませんか?
今は何事も
「スピード」が求められる時代ですが、
スピードだけでなく、
大きな人生の未来図を描いて、
それに向かって達成するスケジュールで、
実家の売却も進めていくと、
売りづらい実家の見方も
変わると想いますよ。