住まいが完成しない人に、空き家の実家で、お役にたてられないでしょうか?
新型コロナウイルスの影響で、
住宅部材や設備など、
新築・リフォーム・リノベーション
での影響が大きくなってきました。
先日このメルマガでお伝えした
トイレの入荷については、
工事業者様、オーナー様、私と、
3者で在庫を探したところ、
なんとか1セット確保できました。
まさに「間一髪」で、
貴重な在庫を抑えられたので
まずは当初の予定通り、
リノベーションが進められる
見込みとなりました。
探している過程で、
いくつかのリフォーム会社や、
家電量販店などに、
住宅設備の入荷状況を聞きましたが、
「手に入らない」
「入荷の目処が立たない」
との回答ばかりでした。
新築住宅の場合は、
部材や設備の入荷予定が立たないため、
完成が予定時期に間に合わず、
引き渡しを延期したり、
一部の工事は未施工で引き渡したりと、
対応に追われているとのこと。
新築住宅を建てた人、購入した人も、
すでに賃貸契約の退去手続きをしたり、
引越し準備をしている人も多いでしょう。
新年度を目前に、
日常生活の基点が決まらないのは、
相当に大変なこととお察しします。
住まいが完成しなくても、
行き場のない状況だけは
避けなければなりません。
こんな緊急・非常事態の時こそ、
空き家の実家が人のお役に立てられる時
ではないでしょうか?
仮住まい、一時住まいといった形で、
空いている実家を使ってもらう。
そんな非常時の住まいの提供も、
空いている実家の活用方法の一つです。
今は未知のウイルスとの戦いの最中、
世界的な困難の時です。
困っている人のために、今何ができるのか?
空き家の実家が、
人の役に立てられる時ですので、
住まいで困っている人のために
ぜひ考えてみてください。