「争族」の火種をつくらず、実家を円満に活用するためには?

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この7月からの相続法改正で、
故人への介護、看護に貢献した
相続人以外の親族は、相続人に対して、
金銭の請求ができるようになりました。
 
 
 
この内容は、
故人への生前の貢献度合いが、
相続財産に公平に反映されるものです。
 
 
 
社会道義的には、
受け入れられるものですが、
 
当然のことながら、
相続財産を受け継ぐ人が増えることで、
 
良しと思わない人が出ることも
十分に考えられます。
 
 
 
「相続」が「争族」になるという話を
耳にすることが度々ありますが、
 
人が揉める大きな理由の一つは、
「財産」や「お金」の問題です。
 
 
 
きれい事を言ったところで、
お金の話になれば、
 
本性が出るなんてことも
よくあることです。
 
(私も不動産取引のリアルの現場で、
 垣間見たことは何度かあります。)
 
 
 
相続人の受け継ぐ相続財産が減れば、
 
本来の相続人も、
相続財産の配分や処分・活用などに
影響が出ることもあり得ます。
 
 
 
例えば、
なかなか売れず、
売れても数百万円くらいのような
実家を相続した場合、
 
現金を相続した方が、
よっぽどいいこともあるでしょう。
 
 
 
実家をリノベーションして、
民泊やシェアハウスなどへの転用を
考えるのに、
 
手持ち資金を出さずに、
その工事費用をまかなおうと
思っていたものが、
 
配分者が増えたことで、
希望通りの資金計画や活用に
ならないこともあり得ることでしょう。
 
 
 
要するに、
相続財産を受け継ぐ人が多くなることで、
 
不利益が生じたり、
やりたいことに制限が起こりうる
可能性があるということです。
 
 
 
もちろん、
相続した財産の範囲内で、
円満におさまるように、
 
実家の活用をはじめ、
諸々の手続きを進めていけば
それに越したことはありません。
 
 
 
相続人各人が、
故人へ力を尽くしてくれた人を
十分に理解してあげれば、
ことは解決するお話です。
 
 
 
「相続財産を受け継ぐ人が増える」
 
ことで、
後々しこりが出てこないように、
 
相続関係者間で、
故人の生前の様子を十分に理解し、
 
残された財産や実家について、
わだかまりがないように
活用できることを願っています。