【続】投資でグループホームを考える方へ〜本気でやる気ありますか?〜
昨日のネット記事で、
「障がい者・高齢者向け
空き家活用ビジネスセミナー」
の案内を見かけました。
障がいを持った方、高齢の方への
空き家を活用したサービスは、
私も進めたい分野であり、
この記事には大変興味を持ちました。
社会貢献の一つとして、
空き家の活用に取り組んでいただける人が
増えるのは嬉しい限りですが、
単に「ビジネスの一つ」として考え、
取り組んでいるように見受けられる人も
実際多くいます。
以前に、
投資で知的障がい者のグループホームを
設立しようとしている方へ向けて、
以下の記事を書きました。
◉投資でグループホームを
考える方へ
考える方へ
〜本気でやる気ありますか?〜
この記事にも書いていますが、
私は身内に障がい者がいる立場として、
グループホームのような
福祉に関わる事業は、
社会貢献や人を想う気持ちを持った人に
行って欲しいと、強く願っています。
障がい者や高齢者向けの
空き家活用セミナーは、
時々ネットで目にしますが、
だいたい
そうしたセミナーがあった数日の間に、
私の会社に何本か電話がきます。
東京都の福祉関係のHPを見て、
そこに私の会社が
記載されているために、
電話がかかってくるのですが、
電話の応対一つとっただけでも、
「この人は本当に
グループホームをやる気があるの?」
と感じる人は結構います。
単に物件探しのためだけに、
私の会社へ電話してくるのですが、
名前も名乗らず、
何かめんどくさそうな、
とりあえず聞いてみるか、、みたいな、
誰が聞いても、明らかに
やる気があるとは感じられない人から
電話がかかってくることも、
意外と多くあります。
そういった方に、
今紹介できる物件情報が
ないことを伝えると、
「またよろしくお願いします」
と言われ、電話は終わりますが、
そうした人には、
まず物件の紹介はしないですし、
電話してきた本人も、
「また次行くか」みたいな雰囲気ですから、
特に気にも止めません。
逆に、電話の向こうから、
想いを持って、
「グループホームを開設したい!」
という熱い気持ちが伝わってくる方も
いらっしゃいます。
そう思える人には、
私もぜひグループホームを
開設していただきたいので、
積極的に物件情報の提供はしますし、
開設や運営にあたって、
物件情報の提供以外に私ができることも
ご提案させていただいています。
障がい者に関わる事業は、
投資収益を優先的に考えて、
行うべきではないと私は思います。
障がい者への対応はもちろん、
近隣の方へ理解をしていただくことや、
家族との連絡・調整など、
開設するまでも、開設した後も、
大変なことはたくさんあります。
空き家を貸す側は、
簡単に言えば「貸す」だけかもしれませんが、
空き家を借りて、グループホームの事業を行う
事業者の立場も十分理解し、
ともにグループホームを運営していく気持ちを
持っていただきたいと私は想っています。
来月上旬にそのセミナーはあるようなので、
おそらく、お盆休み前後に
数件電話がかかってくるものと思われます。
その電話をかけてくる方が
この記事に目をとめていただき、
本気でグループホームの開設・運営に
取り組んでいただけることを、
切に願っています。