保険がかけられるか?どうかは、今の中古住宅の評価基準です。
私たちは、
もしものことがあったときのために、
様々な保険をかけていますよね。
病気をしたり、ケガをしたときの
治療費だったり、入院費だったり、
働けなくなったときの収入の保障など、
様々な保険を利用して、
将来の安心を買っています。
住宅も同じで、
住んでから何かあった際の
保証というものがあります。
新築住宅を購入したときの保証は、
私が不動産業界に入った27年前には
すでにありましたが、
中古住宅の保証は、まだまだ歴史は浅く、
不動産業界で十分に浸透している
とは言いがたい状況です。
しかしながら、
東京都がリフォームモデルハウスの条件に、
中古住宅の保険を入れているように、
中古住宅の保険は、
着実に浸透してきてはいます。
※保険の名称は、
既存住宅売買瑕疵保険 といいます。
空き家がこれから、さらに増えていって、
中古住宅・空き家の有効活用が
叫ばれている中、
中古住宅の購入者に、
購入後の安心感を与えることは
とても大切なことです。
この保険は、昨日お伝えしました
建物の状況によって、
保険がかけられるかどうかが
決まります。
建物の状況がわかるだけでも、
購入者側は一定の安心は得られますが、
さらに保険の基準を満たしていれば、
一定の品質や性能は満たしているという
証でもあります。
全ての中古住宅が
保険の対象になるわけではありませんが、
保険がかけられる住宅は、
それだけ、住んでからも安心できる
ということです。
建物の状況と合わせ、
保険がかけられる住宅なのかどうか?
売却を依頼する不動産業者に、
保険の概要や手続きなど、
相談してみるといいですね。
中古住宅の保険の詳細は
以下のサイトをご参照ください。
◉既存住宅売買瑕疵保険について
※国土交通省HPより