実家の売却に「時間がかかる」リスクとは?
先日、土地の売却のお話があり、
知り合いの不動産業者に
相談へ行ってきました。
その土地は、
埼玉県内の比較的人気のあるエリアで、
住宅として不動産業者が販売しても、
十分売却できる場所なので、
立地的には大きな問題はありませんが、
相談した業者も私も、
共通して心配していたことがありました。
それは「売却時期」です。
この土地は現在、
空き家が建っている部分と
古い家に人が住んでいる部分があります。
仮に売却先が決まっても、
住んでいる方に伝えて、
その場所から
立ち退いてもらわなければなりません。
また、
土地の所有者が数人いるため、
所有者それぞれの事情も考慮して
進めなければなりません。
各所有者の事情や立ち退きなどの
諸事情を考えると、
その土地を明け渡せるのは、
どんなに早くても今から1年先です。
今回のお話のように、
売却をしようと思っても、
明け渡すまでに時間がかかるケースは
多くあります。
こうした
売却に「時間」がかかることには、
大きな2つのリスクがあります。
それは、
「土地の相場の変化」と、
「所有者の事情の変化」
です。
これらのリスクは、
実家を売却する時にも当てはまり、
考えなくてはならないリスクです。
またこれらのリスクは、
都市部であっても、地方部であっても、
事情は違えど、同じことが言えます。
では具体的にどんなリスクがあるのか?
その内容については、次回お伝えしますね。