中古マンションから新築一戸建てへのお買い替え、これも立派な空き家対策です。
今日の東京は暖かかったですね。
節分が過ぎ、春の気配も
少しづつ感じるようになってきましたね。
そんな中、今日は、
中古マンションから
新築一戸建てに買い替えたお客様の
融資関連の手続きを行っていました。
約5年前に
今のマンションのご購入も
お手伝いさせていただいたのですが、
家族が増えて、
ライフスタイルが変わることで、
買い替えをお決めになられ、
再度ご依頼をいただきました。
ご自宅の売却も決まり、
新居への引っ越し手続きも忙しい中、
自宅の売却と新居の購入手続きを
着々と進めていただきました。
手続きが終わり、
お客様と別れたところで
ふと、
「買い替えも、
空き家対策の一つなんだなぁ、、」
と、思い浮かびました。
アパートや賃貸マンションに住んでいて、
次の新居への引っ越しするときは、
今まで住んでいた住まいは、
空になりますよね。
すんなり途切れなく、
入居者がつけばいいですが、
募集しても
なかなか入居者が決まらない場合も
多くあります。
そうすると、
空き家や空室が増えていくことに
なるわけです。
ところが、
今住んでいる家が売れないと
次の家の購入ができない
買い替えの場合は、
先に必ず今の家を売却するので、
今の家が空き家のまま、
放置されることは、あまりありません。
※一時的な融資などによって、
空き家のまま持って、
引っ越しする場合もありますが、
条件も厳しく、
積極的に勧められる方法ではありません。
空き家対策の観点から見れば、
事前に空き家にならないように
手配・段取りをして、
次の家に移り住むとも捉えられます。
今の家が売れてから引っ越すのは、
買い替えの流れとしては、
いたって普通のことです。
しかしながら、
今空き家が大きな社会問題になっていて、
これからさらに
空き家が増えていく状況を考えれば、
空き家にしないで、新居に移り住む
買い替えは、
社会的に責任ある考動とも
捉えることができるのでは
ないでしょうか?
もちろん、
立地や家の状況、関わる人間関係など
諸条件はありますが、
人が引っ越しするときに、
あとで空き家で問題にならないように
準備・対策することも、
今後求められるのかもしれませんね。
買い替えの手続きの中で、
ふと感じたことではありますが、
これからの住まいの買い替えは、
今までとは違った意識が
必要になってきそうですね。