リノベーションマンションが多い理由とリノベーション住宅が少ない理由。
この数年、
増える空き家が注目されている中、
古いマンションの一室を買い取って、
リフォーム・リノベーションして
再販売する、いわゆる
リノベーションマンション
を取り扱う不動産業者が、
多くなりました。
マンションを買い取って、
再販売するビジネスは、
ずっと昔からあったもので、
決して目新しいものではありません。
しかしながら、
・中古マンションの
リフォーム・リノベーション
工事の確立
・保証や保険などの制度の整備
・顧客のライフスタイルの変化
・住宅ローンの充実
などの理由で、
マイホーム購入者の
リノベーションマンションへの
人気も高まってきました。
顧客の人気が高まると、
当然、リノベーションマンションを
取り扱う不動産業者も
多くなってきたわけですが、
その理由には、
以下のような理由もあります。
◉リノベーションマンションを
販売している不動産会社が
多い理由
多い理由
・利便性が良い、
販売しやすい立地にある。
販売しやすい立地にある。
・調査、確認事項が少ない。
・室内だけリノベーションすれば良い。
・土地に責任を負わない。
・管理組合や管理会社との話し合い、
また管理規約に基づいて、
工事・販売・購入者対応をする。
(ルール、基準が明確)
工事・販売・購入者対応をする。
(ルール、基準が明確)
・同マンション内に
調査事例、販売事例がある。
調査事例、販売事例がある。
一方、
リノベーションマンションがあるなら、
リノベーションして販売する一戸建て、
いわゆる、
リノベーション住宅
もあるわけですが、
こちらはというと、
リノベーションマンションに取り組む
不動産業者ほど、多くはありません。
それは、
リノベーションマンションとは反対の
以下のような理由があります。
◉リノベーション住宅を販売する
不動産業者が少ない理由
・様々な立地条件にあり、
販売が難しい立地がある。
・調査・確認事項が多い。
物件ごとに個別に調査・確認する。
・戸建は室内と室外に
リノベーション・リフォームが必要。
・土地にも責任を負う。
・周囲の人間関係にも配慮する。
・マンション業者は戸建に詳しくない。
これらの理由は、
個人が一戸建ての空き家を
売ったり、貸したりするときにも、
当てはまることが多く、
これらの理由を知っておくことで、
実家の活用を考える、
大きなヒントにもなってきます。
次回から、
これら6つの項目について、
詳しくお伝えしていきますね。