住宅ローン控除が、空き家増加を招くかも?!
本日のネット記事に、
住宅ローン控除延長の影響について、
掲載されていました。
◉住宅ローン控除延長に、
非課税枠拡大
空き家増加招く?
2019年1月29日
「NIKKEI STYLE 」より
住宅ローン控除は、
マイホームを住宅ローンを利用して、
購入する人に対して、
一定の条件で、
支払った税金(所得税、住民税)
が戻ってくる制度です。
この住宅ローン控除で、
税金が戻ってくる期間は、
現在10年ですが、
来年度(平成31年度)
消費税が10%になってから、
一定の条件で、
3年間延長するというもの。
もう一つ、非課税枠拡大とは、
マイホーム取得のために、
親などから資金の贈与を受けた時に、
税金(贈与税)がかからない資金の範囲が、
大きくなるというものです。
いずれも今年10月に
消費税が上がることへの、
配慮策というところですが、
記事にあるように、読み解いていくと、
空き家の増加を招くかもかもしれない、
懸念点も見えかくれしています。
大きな注目点は次の2点です。
一つは、
消費税10%がかかる住宅を
購入した場合に、
これらの税制の恩恵が受けられること。
もう一つは、
新築住宅、新築マンションの購入を
後押ししていることです。
一見すると、
空き家の増加に何が関係するのか?
分からないかもしれませんが、
古い一戸建ての実家を
売却しようとしている人には、
深く関わってくるところでもあります。
詳細は次回、お伝えしますね。