実家の将来と空き家の関係
2017年は4度目の年男、
そして50歳まであと3年という節目の年。
老後の生活を現実的に意識する歳になりました。
親も高齢になり、親の健康や将来の相続なども
現実問題として考えるようになりました。
多くの同年代の方が
感じることではないかと思いますが、
その中でも、特に感じる身近な問題の一つに、
「将来、実家をどうするか?」
ということが挙げられると思います。
想い入れがあり、
一族のシンボルともなる実家ですが、
世代が変わり、時代が移りゆく中で、
受け継ぐ世代のライフスタイルの多様化から
実家の位置づけ・意識が、
大きく変わってきているように感じます。
特に昨今の社会問題になっている
「空き家の増加」
の大きな要因の一つには、
実家に住む人がいなくなって、
放置されていることにより、
周囲へ悪影響をもたらしている
現実があります。
実家の将来と空き家問題が、
密接にリンクしている現実は、
永く不動産業界に身を置いてきた人間として
また当事者になっていく世代として、
放置できない、解決すべき問題であると
意識してくるようになりました。
実家が空き家にならず、
豊かな将来を描けるような
利用・活用の仕方について、
自分事として捉えながら
これから実家の将来に関わる
「2代目」世代の為に、
考え伝えていきたいと思います。