【実家の解体】解体するのは家だけではありません。
古い家の売却のご相談では、
家を壊す、解体するといったお話が
よく出てきます。
売る側としては、
空き家控除を利用して
税金がかからないようにしたいため、
買う側としては、
家を新築するのに少しでも安くしたいため、
解体は売る側でやってもらいたい、
そんな双方の考えで、
家の解体は実家の売却とは
切っても切れないものになっています。
「古い家を壊す」のが解体ではありますが、
解体するのは家だけとは限りません。
よくあるのが、
隣との境にあるフェンスやブロック塀、
庭木、庭石など、外回りのものです。
土地が広いとこうしたものの撤去には、
結構費用がかかります。
また、
家を解体してから分かるものもあります。
具体的には地中内に埋設しているもので、
昔使っていた浄化槽、井戸、
コンクリートの破片(ガラ)など、
所有者も知らなかったものが
出てくることもあります。
家の解体のお話では、
どこまで解体するのか?
費用を持つのか?かけるのか?
がポイントです。
実家の購入を検討されている人がいるなら、
事前に話し合って進めていくと良いですし、
まだ購入される人が決まっていないなら、
売却を依頼する不動産業者と
相談しておくと良いでしょう。
あなたの実家の庭先を見回して、
解体するもの、撤去するものは何か?
一度確認してみると良いですね。