実家を解体するなら、お金にゆとりがある時に。
実家の建て替えと同じく、
支出を伴う実家の活用には、
「解体する」という選択肢もあります。
古い空き家をそのまま放置していると、
不審者が入ってきたり、
火事や地震、台風などで、
周囲に被害があったりするかもしれない、
そんな心配がありますよね。
そうであれば、建物を解体して、
土地にしておくことも選択肢の一つです。
ただ、
解体するにしてもお金はかかります。
実家が約100㎡くらいの木造の家なら
120万〜150万円くらいの
費用はかかります。
また解体する前には、
室内も片付けなければなりません。
実家にごっそり荷物があるなら、
片付け費用で50万、100万円
ということも十分あり得ます。
解体、片付けと全部合わせれば、
200万円くらいはかかることになり、
決して少ない金額ではありません。
急に実家を解体する事情ができても、
経済的に解体できないこともあるわけで、
古い実家があることが原因になって、
周囲に被害や困ったことが起きていると、
さらに事態を広げてしまうことにも
つながりかねません。
要するに、実家の解体は、
ある程度の貯金や収入がなくては、
できることではないということです。
したがって、実家を解体するなら、
経済的にゆとりがある時が良いわけです。
もし今、実家を何もせずに放置していて、
自身の生活に特に問題がないのなら、
今は実家の解体を考える時、行う時、
とも言えるでしょう。
将来収入が下がるかもしれない、
シゴトがなくなるかもしれない、
そんな不安は誰にでもあります。
一生働き続けられる保証はありませんし、
不動産投資などの定期的な収入も、
確約されたものではありません。
もし実家の解体を考えているなら、
解体するなら今のうち!
と捉えて、考動してみてくださいね。