障がいを持ったお子さんの「親なきあと」の家に、あなたのご実家を使わせてもらえませんか?
一昨日、ある保険会社が主催された
「障がい者家族の終活」のセミナーに
参加してきました。
障がい者の親なきあとの準備として、
何をすべきか?
自身も重度の障がいのあるお子さんをもつ、
障がい者支援団体の代表が、
自らの子供への想いを込めて、
語ってくれました。
障がい者の親の終活の最重要課題は、
自分が亡くなった後、
子供が安心して暮らしていけるか?
に尽きます。
誰と、何をして、どう生活していくのか?
普通の日常を過ごしてくれることが、
何よりも望んでいることです。
お金、住まい、シゴト、人間関係、健康、
などなど、考えることはたくさんあります。
自分がいなくなってから困らないように、
自分が元気なうちに準備しておきたい、
その想いは、私も痛いほどわかります。
私も親なきあとの助けになれればと、
障がいをもつお子さんが
将来安心して暮らせる場所を確保するために
空き家を障がい者グループホームに
活用する提案を続けています。
障がいを持った人が住むグループホームは
まだまだ十分に整っている状況ではありません。
障がいを持った人への理解が十分ではなく、
グループホームとして家を貸してくれる人は
まだまだほんの一部の人に過ぎません。
グループホームとして貸してくれる家を
私も日々、探していますが、
なかなか見つからないが現実です。
親が元気なうちに、
障がいを持った子供が
将来安心して暮らしていける住まいを確保したい、
その想いにあなたが共感していただけるなら、
ぜひお力を貸してください。
私も立場は違えど、他人事ではありません。
障がいを持った方の
ご家族皆様の安心のために役立てたい、
そんな実家のこれからの選択肢を
考えていただけるなら、嬉しい限りです。