地元の人に実家の管理を依頼する注意点は?
先日、ネットをみていたら、
地元の人に空き家を管理をしてもらう
サービスを開始したとの記事が
目に止まりました。
内容は、
遠方にある空き家の実家の維持管理に、
地元の人の隙間時間にシゴトをしてもらう
マッチングサービスです。
実家の所有者は、
早く、安く、簡単に、管理を依頼でき、
地元の人は、近くで、好きな時に、
ライフスタイルに合わせてシゴトができる、
というものです。
実家が遠方にあると、
時間と交通費をかけて、
草むしりや空気の入れ替えに
いくわけですから、
その時間と費用を考えれば、
その分で地元の人にやってもらうのは、
効率的ですよね。
地元の人にとっても、
近所にシゴトができるわけで、
都市部に行きづらかったりする人や、
副業を求めている人などにとって、
新しいライフスタイルになります。
こうした空き家管理サービスを
行っている会社は増えてきていますので、
なかなか実家にいくことができない人は、
利用を検討してみるといいですね。
その際の注意点としては、
実家の周囲に対しての配慮や
実家の様子や情報をしっかり守れるか?
というところです。
普段空き家になっているのに、
いきなり知らない人が何かしていると、
周囲の人たちは気にしますよね。
都市部と違い、その地域の人のことは、
周囲の人もある程度知っていますから、
何しているんだろう?と、
不審に感じられることもあるでしょう。
あそこの家は空き家になってる。。
何かしようとしている。。
売るんじゃない。。
といったような、
ありもしない噂が立つ可能性もあります。
実際にそんな噂話レベルでの
売却物件情報もあるのは事実です。
また、
他人に実家の管理を任すわけですから、
当然守秘義務も重要になってきます。
郵便ポストにきている配達物だったり、
室内にある思い出の品だったり、
プライベートな情報に接する機会は
多くあります。
間取りがわかれば、侵入口もわかりますし、
セキュリティ面も注意が必要です。
もっとも、
空き家管理サービスをしている
業者様はこうしたリスクは承知の上、
対策はしているとは思います。
とはいえ、絶対大丈夫はあり得ないので、
他人に実家の管理を任すには、
リスクがあるということを
十分に理解しておくと良いでしょう。