【実家の売却】地震での倒壊リスクを回避するために「手放す」選択です。
昨日のNHKの報道で、
一昨日の福島県沖の地震についての
分析結果が取り上げられていました。
それによると、今回の地震は、
家具やブロックなどの小さな構造物には
被害が出やすいものの、
住宅などの大きな構造物には
被害が出にくい揺れだったことが
わかったそうです。
テレビやネットでは、
室内が散乱したり、土砂崩れなど、
激しく大きな被害が目に止まり、
東日本大震災の再来をも感じさせる
被害を想像してしまいますが、
確かに大きな家屋崩壊のニュースは
聞かないですね。
少し安心した感はあるものの、
決して油断できない状況は続いています。
住宅などに被害が出にくいとはいっても、
家具やブロックなどは
被害が出やすい地震ということです。
壊れ、腐朽した建物であれば、
規模の小さい地震であっても、
崩壊してしまう可能性は十分にあり得ます。
そんなリスクがないように、
今からできる対策はしておくべきです。
そもそも古くて、壊れて、
腐朽した実家を持っていることが
リスクであるなら、
そのリスクとなる実家を売って、
手離れするのが最も良い選択肢でしょう。
危険だから、解体したいけど、
解体する費用が出ない、
ということならば、
「古家付き土地」として売る方法があります。
古い家が建っているまま買主に引き渡し、
解体は買主にやってもらう方法です。
相場の土地価格よりも、
解体費用分は安くなりますが、
費用をかけずに売却したいなら、
現状のままの状態で、
売ってしまった方が良いです。
少しでも高く売りたい、
という気持ちはあるでしょうが、
壊れ、腐朽した実家の売却は、
金額ではなく、リスク回避が目的です。
その家を購入する人も、
壊れ、腐朽したままの状態では、
利用しませんから、
結果としては、
周囲に対しての危険回避にも繋がります。
実家が壊れ、腐朽しているなら、
まずは、売却することで、自身と周囲の
「安全」確保を考えてみてくださいね。