【成人の日に向けて】負の遺産を子供世代に残さないために。
明日は成人の日ですね。
名実ともに、大人へとなる区切りの日、
本当におめでたいです。
そんな人生で1度の晴れ舞台が、
緊急事態宣言中で、
皮肉にも忘れられない、
成人の日になってしまいます。
そんな新成人に向けて、
先輩成人たちが暖かい対応をしたり、
熱いメッセージを送っているのを、
メディアで多く伝えられています。
私たちが20歳の時に、
してもらっていたことを、
将来の日本を支える若き成人へつなぎ、
これから輝ける大人の道を
歩んでいって欲しいと願っています。
私たちアラフィフ世代は、
新成人の親世代でもあります。
同世代の人と話していると、
相続した地方にある土地は、
自分が元気でいるうちに処分したい、
子供たちには引き継がせたくない、
といったことが時々出てきます。
私たちの親世代が、
平成バブル期に購入した土地や家が、
平成の30数年の間に
価格が大きく下がり、
いわゆる「負の遺産」になって
相続した人も多くいます。
そして今の時代、空き家問題と騒がれ、
売れない土地や家をどうしたら良いか?
と悩むアラフィフ世代が多くいます。
私たち世代の悩みを、
子供世代に引き継がせたくない、
というのは、親世代として、
当然考えることでしょう。
実家の空き家対策は、
こうした「負の遺産」に
将来の道筋をつけるために行うことです。
私たちの親世代が、
私たちの将来のために
購入してくれた土地や家の問題は、
私たちの代で解決して、
子供世代には残さない、
とも言えるでしょう。
後世に負の遺産を残さないこと、
これも今の私たちアラフィフ世代の
使命でもあるでしょう。
決して簡単なことではありませんが、
これからの日本を背負う若者のために、
私たちができること、すべきことは、
私たちが元気なうちにやり遂げたいですね。