【豊島園最終日】歴史とともに人も街も変わっていきます。
西武沿線、関東屈指の遊園地、
「としまえん」が、
本日で閉園となりました。
私の実家からも1時間程度で、
子供の頃から、親しんできた遊園地だけに、
名残惜しい気持ちでいっぱいですが、
それ以上に、
たくさんの想い出がある場所に
感謝の気持ちがこみ上げてきます。
今更ながら知りましたが、
としまえんができたのは大正15年、
今日まで94年の歴史を刻み、
ウォータースライダーや流れるプールなど、
日本で最初に取り入れた遊園地だそうです。
また、としまえんといえば思い出す、
回転木馬の「カルーセルエルドラド」は
世界最古級とのことで、
復活を願い、解体して保存するそうです。
子供の頃から、何度も、
としまえんで遊んできていながら、
今になって、あらためて
としまえんの偉大さに気付かされました。
そして、としまえん周辺も、時代とともに、
大きく変わっていったのでしょうし、
まさに、としまえんと一緒に街とひとが、
成長していったのだと想います。
としまえん跡地は、2023年に、
ハリーポッターのテーマパークとして、
生まれ変わるそうです。
少子高齢化で、来園者の層も、
私たちが子供の頃のとしまえんとは、
大きく変わってくるかもしれませんが、
偉大なとしまえんの後継には、
ぜひ行きたいものです。
時と共に、街や人が変わるたびに、
そこに存在する家やお店などは変わってきます。
人が集まる場所になったり、
逆に静かになったり、
また、子供や若い世代が集まる場所が、
親世代や高齢者が集まる場所になったり、
長い年月の中で必要とされる、
ものや人は変わります。
これはどこのエリアでも言えることで、
実家のあるエリアも、これからのことは、
良くも悪くも分かりません。
これからは、
私たち世代が街をつくっていく番です。
諸先輩方が築いた街を、
私たち世代がさらに良くできるように、
そしてより良い形で、
後世に引き継いでもらえるように
空き家対策に、まちづくりに、
取り組んでいきたいと想います。