【実家の売却】持ち出しになっても売りますか?
先日、
千葉県の実家の売却を考えている方と
お会いする機会がありました。
海沿いの漁師町の一角で、
築45年を超える実家が、
10年くらい空き家になっているので、
どうしたらいいだろうか?
とのご相談でした。
これから住む予定もないので、
売却したいという気持ちはあるものの、
どうしたらいいだろうか。。
と悩まれていた、とのことでした。
広さや間取り、
以前に不動産業者に聞いた周辺相場など、
ご実家の概略をお聞きし、
売却する場合の
おおよそに金額を調べてみました。
このくらい古い家は、
売却する時には建物の価値はなく、
土地のみの売却として考えますが、
室内のものを片付けたり、
建物を壊したりする費用なども考慮して、
売却金額は算出します。
周辺相場から、
およその売却金額を査定し、
そこから片付けたり、壊したりする費用、
その他売却にかかる諸経費を差し引くと、
売却しても、手元に残らず、
マイナスになってしまう計算になりました。
地方の実家の売却では、
土地の売却相場が低いので、
今回のご相談のように、
売却してもマイナスになって、
持ち出ししなければならないことが、
多くあります。
手元のお金を出してまで売りたくない、
希望条件で売れない場所なら、
お金がかかっても、
早いうちに売却したほうがいい、
など、その人の置かれた状況によって、
考え方は様々です。
売却しても、
手取りがマイナスになるような場合、
どうすることが考えられるのか?
次回、
いくつかの考え方をお伝えしますね。