相続申告完了から想うこと

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昨年亡くなった身内の相続の申告が、
一区切りしました。
 
 
 
書類が整ったので、
あとは税務署に届ければ、
まずは、相続税の申告手続き完了です。
 
 
 
もっとも、
私が相続した当事者ではありませんが、
 
業務で関わることとは違って、
今までの思い出や
心情的な部分が大きく影響しますね。
 
 
 
一つ大きな作業が終わって、
ポッカリ穴が開くような、そんな感じです。
 
 
 
まだまだ亡くなった身内の思い出が、
はっきりと思い返せる今、
 
実家のことを、
どうこうするとのはなかなか難しいものです。
 
 
 
想いがあってまだ実家を売りたくない、
と言われる方のお気持ちも共感しますし、
 
空き家になった実家を
そのままにしておく理由もよくわかります。
 
 
 
想いが詰まって、
まだまだ故人を思い返せるうちは、
 
実家を売ったり、貸したりというのは
なかなか難しいことでしょう。
 
 
 
ある程度の時間は必要だし、
気持ちを切り替えるきっかけも必要です。
 
 
 
実家の空き家対策での私の役目は、
そのきっかけづくりが、
もっとも大切なところだと考えています。
 
 
 
活用方法や税金などのことは、
インターネットにいくらでも、
情報は出ていますから、
 
それを参考にすれば、
まずはどうにかなるものです。
 
 
 
しかしながら、
人の心情は、個々の事情がありますし、
 
そう簡単に
整理・解決できるものでもありません。
 
 
 
ただ高く売れるとか、長く貸せるとか
言っていても、
 
個人への想いや実家への想いが深いうちは、
そんな言葉は何の意味もありません。
 
 
 
空き家にしないための物理的な策よりも、
所有者の想いに寄り添って、
これからどうするかを一緒に考えるのが、
本当の空き家対策ではないでしょうか?
 
 
 
綺麗ごとと言われるかもしれませんが、
 
空き家対策のゴールとは、突き詰めれば、
 
所有者の想いをどれだけ汲み取って、

所有者の人生を
どれだけ心豊かにできるのか?
 
に尽きるでしょう。
 
 
 
相続に関わる手続きは、
まだいくつか残っていますが、
 
故人を惜しみつつ、
残してくれた財産で、残された家族や親戚が、
心豊かに暮らせるように、
 
私もお手伝いしていきたいと想います。