年金だけで暮らせない時代に、「実家」の活用を考える。
今月3日、金融庁より、
老後資金が2000万不足する!
といった、衝撃の発表がありましたね ↓
◉金融審議会
市場ワーキング・グループ報告書
「高齢社会における資産形成・管理」
※金融庁HPより
この報告書の内容を抜粋すると、
「夫 65 歳以上、妻 60 歳以上の
夫婦のみの無職の世帯では 、
毎月の不足額の平均は約5万円であり、
まだ 20~30 年の人生があるとすれば、
不足額の総額は単純計算で
1,300 万円~2,000 万円になる。」
とあります。
昨日は、
この発表に一部不適切な表現があるとの、
釈明会見がありましたが、
「年金だけでは
老後資金は賄えられない」
ということを、
金融庁が認めてしまったことに
変わりはありません。
発言内容の適切、不適切にかかわらず、
老後資金が不足することについては
多くの専門家が指摘していたことであり、
むしろ、
国と民間の意見が合致して、
整合性が取れたとも言えます。
その老後資金をつくる方法には、
生命保険会社や証券会社、銀行などが扱う、
年金収入を補う商品・制度がありますが、
不動産を利用した収入も、
大きな選択肢の一つです。
1Rマンションやアパートなどを購入し、
賃貸収入を得る方法は、
広く知られるところですが、
初期投資にかかる費用が大きい
というのが、最大のリスクでもあります。
このブログでは、
相続で引き継いだ実家の活用方法を
提案していますが、
初期費用が少ない、かからない、
老後資金対策としての実家の活用も、
有効な活用方法の一つと考えています。
次回からは、
老後資金対策としての実家の活用を、
掘り下げて考えていきますね。