働き方改革で減った残業収入を、実家で補う発想
昨日、
クローズアップ現代を見ていたら、
「住宅ローンで破綻する
サラリーマン」
のことが、取り上げられていました。
内容は、
働き方改革で残業が減り、
残業代収入が減ったことで、
住宅ローンが払えなくなった、
というものでした。
番組で取り上げらていた家族は、
年代もちょうど私と同じくらいで、
これから子供や介護に
お金がかかる世代でした。
年収の激減に加え、
・社会保険料や教育費のアップ、
・介護費用の負担、
・年齢による転職の厳しさ
なども加わり、
購入間もないマイホームを手放し、
かつ、
それでも払いきれない人も
取り上げられていました。
先日も
トヨタ自動車の豊田社長が
「終身雇用は難しい」
と発言されていましたが、
「サラリーマンでの安定収入」は、
もう約束されない時代を痛感します。
副業や投資、起業など、
サラリーマン以外の収入の道も
考えなければならないわけですが、
もし、
空き家の実家があるならば、
それを今後の収入源として
活かすことができることでしょう。
実家を売却して、
キャッシュをつくったり、
実家を貸して、
賃貸収入を得ることで、
・貯蓄に充てる
・生活費に充てる
・教育費に充てる
・介護費用に充てる
・老後資金に充てる
など、
これからのライフプランに関わる
収入を生み出すことができますよね。
またそのライフプランも、
一昔前と大きく変わりました。
子供がいる家庭なら、
教育費と介護費が
同時期にかかってきたり、
また、既婚・独身を問わず、
将来、どこで、どんな暮らしをするのかも
多様になってきました。
実家の活用も、
これからのライフプランによって、
様々な方法があるはずです。
空いた実家をどうやって活用するか?
と方法論を考える方は多いですが、
方法論を考える前に、
どんな人生を送りたいのか?
を考えることがまず先です。
働き方改革で、
残業代が見込めなくなった今、
これからどんな人生を送り、
そこに実家をどう組み込めるのか?
イメージしながら、
実家の活用は考えていきたいですね。