使えないと思っていた家具・家電を、実家ごと「貸した」事例
昨日は、
粗大ゴミになりそうな家具や家電を、
ゴミにしない活用方法をお伝えしました。
本日は、その一つ、
「使えなくなった家具ごと、
実家を貸す」
実家を貸す」
について、お伝えします。
これは実際に今、
私が管理している築40年超の一戸建て
で行っている事例です。
その一戸建てを
売ろうか、貸そうか、相談を受けた時、
家の中にある、
古い家具や家電をどうするか?
という話が出ました。
持って帰るには大きすぎて、
トラックを借りるか、運送屋さんに頼むか、
しなければならないし、
捨てるにも、結構な数があるので、
費用もそれなりにかかるということで、
頭を悩ませました。
売るか、貸すかについては、
売却金額の相場を考え、
まずは「貸す」ということに決まり、
「DIY賃貸」
で募集活動を進めることになりました。
「DIY賃貸」は、
現状のまま貸す代わりに、
借りる人の好きなように
家をアレンジしていいですよ!
という賃貸借の形です。
この「現状」に、家具や家電もつけて、
借りる人のお好きなように
アレンジしていいですよ!
という形で募集したところ、
「使えるものは使いたい!」
という希望があり、
そのまま使っていただくことに
なりました。
契約時に、貸主と借主が会った時、
詳細について、打ち合わせをしました。
・家具も家電・設備も
40年前のものであること。
・使えなくなる可能性、
壊れる可能性があること。
・壊れたり、使えなくなった場合、
借主負担で処理すること。
・契約段階で不要なものは
貸主の負担で処理すること。
など、確認して、
すでにある家具・家電を
使っていただくこととなりました。
ちなみに、
家電は、二層式洗濯機、
給湯は、瞬間湯沸かし器、
をそのまま使っていただくことに
なりました。
賃貸物件では、
できる限りお金をかけたくない
というニーズは高いです。
自分では、必要でない、使えないと
思っているものでも、
意外と求めている人は多いです。
メルカリやヤフオクで、
「こんなものが売れるの??」
と思うような商品が出品しされていても、
結構売れているのと同じ理屈です。
「粗大ゴミで捨てようかな。。」
と思っている家具・家電などがあって、
「実家を貸そうかな。。」
と考えているなら、
その家具・家電を活かした生活を
借りる人にイメージしてもらえるように、
アピールをして、
有効利用してもらえるよう、
促せるようといいですね。