ネガティブ情報で、実家の活用の判断を誤らないためには?
最近、
官公庁データを調べることが多く、
国土交通省や東京都などのHPを
よく見ていますが、
その中でこんなバナーを見かけました。
◉国土交通省
ネガティブ情報等検索サイト
(国土交通省HPより)
ネガティブ情報等検索サイト
(国土交通省HPより)
不動産・建設関係や運送・交通関係で
行政処分があった会社や個人を
公表しているページで、
みてみると、
誰が、どんな理由で、
指示、業務停止、免許取り消しなどの
処分内容が書かれています。
初めて取引する会社や人の、
過去の状況を確認するのに、
参考資料の一つとして
見てみるといいとは思います。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、
ネガティブ情報
=評判が悪い、信用がない
ではないということです。
このサイトの趣旨にも記載されていますが、
このネガティブ情報の公開は、
追加的なペナルティを科すために
行うのではなく、
事業者の適正な事業運営の確保
が目的です。
行政処分を受けて、
事業運営を改善している
業者や人も当然います。
むしろ行政処分を受けて、
事業運営が良好になった
事業者様も多いはずです。
最近のニュースでも、
不動産や建設にかかわらず、
他業種で、
名だたる大手企業が行政処分を
受けている例もありますよね。
それによって
大きな業務や社内体制の改善を行なって、
より顧客にとって、
良い会社になっている例も見かけます。
実家の活用に関わることですと、
実家の売却や賃貸、
リフォーム工事など行うときは、
様々な業者や専門家に
相談することになるので、
依頼する業者や人の信用・評判は
気になるところです。
最終的には、依頼する側で
信用できるかどうかを
判断することにはなりますが、
こうしたネガティブ情報に
掲載されていても、
悪い方向だけで鵜呑みにせず、
改善内容や
改善後の事業運営の状況の確認など、
これから信用できるかどうか?
をしっかり確認して欲しいと思います。
そして、
適切な判断をして依頼するためにも、
依頼する側も、すべて人任せではなく、
勉強すべきこと、
確認すべきことは行なって、
自分自身のレベルアップは
心掛けたいところですね。