「基準地価」発表から、実家の売却をどう考えるか?
昨日、国土交通省より、
全国の基準地価が発表されました。
◉全国の全用途平均が
27年ぶりの上昇に
〜平成30年
地価調査の結果を公表〜
地価調査の結果を公表〜
◉平成30年
都道府県地価調査の概要
都道府県地価調査の概要
※いずれも平成30年9月18日
国土交通省HPより
国土交通省によると、
平成30年地価調査の結果では、
全国の全用途平均が
平成3年以来27年ぶりに
下落から上昇に転じており、
三大圏以外の地方圏でも
地価の回復傾向が
広がりつつあるとのこと。
その背景として、全国的に、
◯雇用・所得環境が改善する中で、
交通利便性や住環境の優れた地域を中心に
住宅需要が堅調であること、
◯外国人観光客の増加による
店舗・ホテル需要の高まりや
再開発事業等の進展等を背景に、
投資需要が拡大していること、
が挙げられています。
ニュース等でも、報道されていますが、
上昇率が高いのは、
上昇率が高いのは、
住宅地では北海道のニセコエリア周辺と沖縄、
商業地では京都で5箇所というところが、
目にとまります。
今回の基準地価の傾向は、
実家を売却しようと
考えている人にとっては、
朗報であったと言えるでしょう。
もちろん、
上昇した地域だけではなく、
下落した地域もありますから、
全ての土地が売却に朗報ということ
ではありません。
しかしながら、
世の中が追い風になっているときには、
世の中が追い風になっているときには、
何事も仕掛けるタイミングでは
ありますので、
ありますので、
今現在、実家を売却しようと
考えているなら、
具体的に売却活動に
動いてみるのは良いと思います。
動いてみるのは良いと思います。
反面、
東京オリンピックが節目となり、
不動産価格は下落していく予測を
する人も多いですが、
このあおりを受けて、
急いで売却しようとするのも、
慎重になった方がいいと思います。
オリンピック需要の
恩恵を受けるエリアというのは、
決して多くはないと思いますし、
実家の売却は、投資用不動産とは違い、
心情的な部分も大きく関わってくるので、
安易に急ぐことは避けるべきです。
ただ、今現在、
実家を売却しようかどうか
考えている人にとっては、
真剣に考えてみる時期ではあると思います。
基準地価という、
実家周辺の土地価格の最新データが
出たわけですので、
不動産業者をはじめ、
税理士やファイナンシャルプランナーなど、
実家に関わる専門家に
相談するタイミングであるのは確かです。
あらためて
実家周辺の土地価格の基準を把握して、
これから実家をどうしていくか?
ぜひ、考えてみてください。
※各地の基準価格や公示地価は、
以下のサイトで確認できます。
◉標準値・基準値検索システム
(国土交通省)
(国土交通省)