「住みたい街」の実家から、あえて「移住」するライフスタイルに感じたこと
先日、吉祥寺エリアにある、
賃貸募集中の一戸建て住宅を、
お客様へご紹介いたしました。
希望条件にも当てはまり、
前向きに入居を検討されたいということで、
もう少し詳しい住宅の状況を聞くために、
オーナー様へ問い合わせしました。
このオーナー様とは
直接面識はないのですが、
この住宅の件での
何回かやり取りしているうちに、
いつの間にか
気心知れる会話も
できるようになっていました。
その会話の中で
マイホームや実家に関わる、
興味深いエピソードがありましたので
興味深いエピソードがありましたので
ご紹介しますね。
今は千葉県の海沿いの街に
住んでいらっしゃる
こちらのオーナー様は、
こちらのオーナー様は、
もともと吉祥寺に
お住まいになられていたとのこと。
今募集している家は、
もともとそのオーナー様が
住んでいた家で、
それを人に貸して、今の千葉県に
移り住んできたとのことでした。
何か千葉県に所縁があるのかと思い、
聞いてみたところ、特に所縁はなく、
たまたま知人に紹介されて、
移り住んできたとのことでした。
シゴトもリタイアして、
静かなところで暮らしたいと思ったのが
吉祥寺から千葉へ移り住んだ
きっかけとのことでした。
住みたい街と評判の高い吉祥寺の街は、
老若男女、どんな方も
生き生きと暮らしている街ですから、
リタイアした後の第2の人生も、
存分に楽しめるエリアです。
その貸している家は
病院や買い物施設などからも、
ほど近いところにあり、
安心してお住まいできる場所にあります。
私からすると
「もったいないなー」とも
正直感じるところではあるのですが、
あえて人気の街にある家を貸すことで、
固い収入源を確保し、
静かさを求めて移住したというのは、
大変興味深いライフスタイルでした。
私がご相談をいただくケースで多いのは、
地方で家を建てたものの、
シゴトの都合で東京にきて、
そのまま東京暮らしになって、
空き家になった地方の家を、
貸すか売るかできないか?
というパターンですが、
こちらのオーナー様の場合は、
全く逆のパターンでした。
公私とも学生時代より
吉祥寺には所縁ある私の感覚では、
「吉祥寺は終の住処になる街」
というイメージでしたが、
全く逆のライフスタイルのお話を聞いて、
自分の常識が一つ壊れ、
新しいライフスタイルを
学ばせていただいた感覚になりました。
この賃貸一戸建て住宅の件は、
新しいご入居者もほぼ決まり、
貸す方も、借りる方も、
まもなく新しいライススタイルが
始まります。
貸す人、借りる人だけでなく、
私自身も人生の選択肢を増やすことができ、
すごくワクワクできたエピソードでした。