2018年 注目の空き家対策
今年7月から
「実家の空き家対策」をテーマに、
毎日ブログを書いてきましたが、
書くにあたっては、
様々な情報を入手してきました。
自身の知識や経験の他、
ニュースや書籍、周囲の方々の経験談、
セミナーや勉強会への参加など、
様々な角度から
実家や空き家を取り巻く環境・事柄を、
学ばせていただきました。
その中でいくつか気づいたことを
挙げてみますと、
以下のようなことがありました。
・空き家対策の手段として、
空き家の活用方法は
情報が溢れている。
・空き家を持っていることへの
注意喚起についての情報が多い。
・空き家所有者へ、
空き家の活用を促す情報は少ない。
・空き家問題と言われながらも、
空き家を持っている人は
支障がなければ、
急いで何か行動はしない。
・少子高齢化が進み、
空き家増加の大きな要因になっている。
・人口減少によって、
今後一層空き家が増えていく。
・実家が遠方にある等の物理的な距離と
家族・親戚等の人間関係の距離
が原因で、空き家が放置されている
のが多く見受けられる。
・相続と空き家の関係は非常に深い。
・訪日外国人は今後一層増えていく。
どれも実家の空き家対策を
考える上では重要なことですが、
この中で特に私が注目したいのは、
「高齢者」と「訪日外国人」
の増加についてです。
ご存知の通りどちらも
日々メディアで取り上げられて、
その対策に注目が集まっていますが、
私はこの二つの課題を克服する、
以下の2つの法律に注目しています。
◉改正住宅セーフティネット法
→2017年10月25日施行。
高齢者住居の確保に期待。
◉住宅宿泊事業法
(民泊新法)
→2018年6月施行予定。
外国人旅行者の増加に期待。
どちらも今後増えていく
高齢者と訪日外国人へ、
空き家を利用して住居や宿泊施設を
提供しやすくする法律です。
2018年はこの二つの法律で、
高齢者と訪日外国人への対策が
本格的に動き出す年になり、
注目の空き家対策になると
私はみています。
明日からは、この二つの法律を
小学6年生でもわかるくらいに
かみ砕いて、考えていきたいと想います。