余った家をどうするか?その考え方の基本は二つです。
日本の高齢者数、割合が過去最高となり、
一段と少子高齢化が加速し、
今以上に
家が余ってくるこれからの時代、
その対策はどうしたらいいのでしょうか?
その対策こそが、
国レベルで取り組んでいる
空き家対策なわけですが、
まず、家が余っているわけですから、
基本的な考え方は、
家を「減らす」か、
使う人を「増やす」か、
になります。
前者の方は、
「家を壊して更地にする」
ということです。
税金や壊すためのコストはかかりますが、
「使わないものを減らす」ためには、
壊してなくすのが最良と考えます。
後者の方は、
使う人を増やす手段として、
・使う人を、他から呼び寄せる
・今まで使えなかった人に
使ってもらう。
使ってもらう。
ことが考えられます。
具体的には、
・外国人の受け入れ
・高齢者、障がい者などへの利用拡大
が、選択肢の挙げられ、
そのための国の施策として、
「民泊」
「住宅セーフティネット」
ができて、
それが今、少しずつ浸透してきています。
これらの施策は、
あなたも耳にすることはあると思います。
私はこれらの国の施策には大賛成です。
来年の
東京オリンピック・パラリンピックが
きっかけになって、
これらの施策がより浸透してきていると、
私は実感しています。
新しい制度で、まだまだ伸びしろがある
「民泊」「住宅セーフティネット」が
さらに浸透し、
そのために空き家を活用する人が
さらに増えることを期待したいところです。
こうした新しい施策が伸びていく中、
逆に、
余った家の活用を阻害する要因も、
見えてきたように私は感じます。
それについては、次回お伝えしますね。