【実家の地形】変形の土地でも、使いづらいわけではありません。
古い家を活用するときのチェックポイントに、
「土地の形」があります。
先日このブログでもお伝えした、
実家の方位と並び大切なことで、
実家の活用を左右する条件の一つにもなります。
【実家の方位】売りやすい土地の向きとは?
土地の形といってもいろいろな形があります。
正方形、長方形、うなぎの寝床、旗竿地
といった多く見かける形のほか、
崖地、階段、擁壁など、立体的な土地の形も
いろいろな形があります。
一般的には、
平地で道路側に敷地が広く接していると、
使いやすい、住みやすいと言われますが、
だからといって、
変形の地形や高低差のある地形が、
使いにくい、住みにくい、
というわけではありません。
例えば、
旗竿地やうなぎの寝床のような土地は、
通路が長く、陽あたりもイマイチという
条件の土地も多くありますが、
外の人の目を気にする人にとっては、
奥まって静かな方が良い人もいます。
道路より高い土地だと、
階段を何段も登らないと家に辿り着かない、
高齢になってきたら登れなくなる、
など考える人も多いですが、
土地を立体的に利用できて、
同じ広さの土地でも
いろいろな活用方法が考えられる、など、
人によって考え方は様々です。
上記のような心配する人のために、
その心配を解消するような商品やサービスも
数多くありますので、
地形が悪いから利用価値が低いというのは、
昔ほどなくなってきているように思います。
コロナによるライフスタイルの変化、
円安、物価高などなど、
世の中の様子は刻一刻と変わっています。
昔ながらの考えにとらわれず、
今のニーズにどう土地を活かせるのか?
変形の土地であっても、
どんな使い勝手やメリットがあるのか?
土地の形がどんな形であれ、
どんな人にその土地が役に立てられるのか?
あなたの実家の土地の形を想像しながら、
ぜひ考えてみてくださいね。