昭和57年前に建った、空き家の実家の選択肢
昨日は、
概ね昭和57年以降に建った
実家の活用の選択肢をお伝えしました。
昭和57年以降に建った家は、
概ね新耐震基準の家とお伝えしましたが、
昭和57年前に建った家だと、
昭和56年6月1日前の建築確認取得で、
概ね新耐震基準には該当しません。
新耐震基準に該当しないと、
耐震性がないということではありませんが、
建物の安全性では、
新耐震基準の建物には劣ってしまいます。
また築年数も40年以上の建物が多くなって、
建物の老朽化も大きくなり、
修理やリフォームの費用も、
多額にかかってくるケースも多々あります。
したがって、
昭和57年前に建った建物については、
昭和57年以後に建った建物とは、
違った選択肢が出てきます。
以下に代表的な、
実家の活用の選択肢を挙げてみました。
今空き家問題と言われているのは、
築40年以上経った家が多く、
まさに昭和57年前に建った家です。
活用の方法を探ることも大切ですが、
周囲へ迷惑がかかるリスクも踏まえて、
選択肢を考えてみてください。
◉昭和56年6月1日前に
建築確認を取得した実家の活用の選択肢
【売る場合】
・実家を解体して、土地で売る。
・建物に不備があっても責任は負わない形で売る。
(契約不適合責任免責)
【貸す場合】
・DIY型賃貸借で貸す。
いずれ解体するか、売るつもりなら、
借りる人の好きなように使ってもらう。