そもそも、空き家を売った時にかかる税金って何??
空き家を売った時に
税金が安くなるポイントを
昨日はお伝えしました。
【空き家を売った時の税金】
税金が安くなる6つのチェックポイントとは?
条件に該当すれば、
税金がかからなかったり、
安くなったりしますので、
空き家の実家を売りたいと思っている方は、
ぜひ確認していただければと思います。
その前に、そもそもの、
空き家を売った時にかかる税金について、
概略をお伝えします。
何事もそうですが、
ものを売って利益が出ると、
その利益に対して税金がかかります。
簡単にいうと、
儲かったら、税金払ってね、
ということです。
それは不動産も同じことで、
不動産を売却して利益が出ると、
税金がかかります。
空き家の実家も
建物・土地という不動産なので、
当然、売って利益が出たら税金の対象です。
不動産の基本的な税金の計算は、
簡単には以下の通りです。
税額=
売却金額ー(経費+購入(建築)費用)× 税率
したがって、
買ったり、建てたりした時の
金額が高かったり、
売ったときの経費が高いと、
税金は安くなります。
ところが、古い空き家の場合、
遠い昔に買ったり、建てた時の金額が
分からなかったり、
建物の価値がなくなって、
買ったり、建てたりした時の価格より
かなり安くなってしまうことがよくあります。
結果、税金の計算上、利益が出て、
多額の税金が発生する場合もあります。
そこで、この利益が出た分について、
一定の条件を満たせば、
3000万円までは、
税金をかからないようにしましょう、
という特例が
平成28年度の税制改正でできました。
それが以下の内容です↓
◉空き家の発生を抑制するための特例措置
(空き家譲渡の3000万円特別控除)
について
※国土交通省HPより
うちは売っても安いから税金かからないよ、
といったお話を時々耳にしますが、
昔は家を建てたり買ったりする金額は、
今よりかなり安かったので、
利益が出る場合が意外と多いです。
今一度、この特例の内容を見て
あなたの実家が特例の対象になるのか?
確認してみてくださいね。