不人気エリアにある実家の売却方法
地方から上京してきた方とお会いすると、
ほぼ皆さん共通のことをおっしゃいます。
(私の人脈の中でのお話です。)
「東京って人が多い。。」
これ、私も思います。
満員電車に揺られたり、
道ゆく人と方が触れ合ったりすると、
本当に東京って人が多いなあって
つくづく感じます。
私ですらそう感じるわけですから、
遠方からいらした方は、
その驚きはさらに大きいかと思います。
「人が多い」ということは
「便利で住みやすい」ことなので、
そういう場所は不動産も売りやすいです。
住宅でも土地でもビルでも空き家でも、
価格を間違えない限り、
それほど売却に時間はかからないでしょう。
反対に、
明らかに人が少ないエリアというのは、
価格以外の要因で
なかなか売れないことも多いと思います。
商業の中心地に
程よく行きやすい場所であれば、
それなりに不動産も売れますが、
例えば、
最寄駅まで、バスで30分、
さらに最寄駅から発着する
電車の数が1日数本、
そこからターミナル駅まで
2時間と行ったような場所などは、
首都圏と比べると、
やはり売りづらいのは否めないですね。
しかしながら、
ここで本ブログの格言的な言葉を
また言わせていただきますが、
「日本の不動産は必ず売れます!」
上記に挙げた例のような立地でも、
「売れない」のではなく
「売りづらい」のであって、
いつかは「売れる」ということです。
そもそも、
ご実家が田舎にあるといっても、
そこに人が住んでいる限り、
そこには先代が住む理由があって
住み始めたわけです。
他にも住む理由として、
そこで子供が生まれたら、
多くの街では義務教育期間は
その場所で過ごすことことが多いので、
言ってみれば
「離れたくても離れられない人」
もいるはずです。
10件も20件も
売却するわけではないのですから、
「ニッチなオンリーワン」
の方に自分の実家「1件」を
買ってもらえば良いわけです。
そう考えると、
あと売れないのは何が問題なのか?
私は「やり方」の問題だと思います。
ただなんとなく、
間取りや価格をネットに
掲載しているのではなく、
ファミリーか、シングルか?
年齢層は?
男性か、女性か?
移住希望者か?地元の人か?
サラーリーマンか?自営業者か?
現役か?定年後か?
など、購入される方を
リアルにイメージしながら
売却活動を進めると良いかと思います。
相場やニーズを
しっかり調べて、売却活動を行えば、
適切な時期に、適切な価格で
売れるものと、私は信じております。