【実家の話題〜その3】DIY型賃貸借って何?
あなたは、人に実家を貸すことに、
どんなイメージを持っていますか?
・きれいにしなきゃダメだよね、、
・面倒くさそう、、
・ちゃんと元通りに返してくれるの?
・築40年以上の家を借りる人がいるの?
などなど、
心配事が多いのではないかと思います。
アパートや賃貸マンションは、
貸すために建てるので、
建てる前から
人に貸すための準備を整えられ、
入居してからの対応も、
事前の対策がたてられます。
それに対して実家は、
もともと住むために建てた家なので、
人に貸すような
間取りや仕様になっているわけではなく、
そもそも貸す側の心構えも、
整っていないことでしょう。
そんな心配事を解決する貸し方が
「DIY型賃貸借」です。
「DIY型賃貸借」とは、簡単にいうと、
借りる人の好きなように
家や部屋をアレンジできる賃貸契約
のことで、
国土交通省のホームページにも
そのガイドラインが掲載されています。
◯個人住宅の賃貸活用ガイドブック
◯DIY型賃貸借のすすめ
※いずれも国土交通省HPより。
そもそも、
いずれ売ろうと思っているのなら、
借りる人の好きなように
リフォームやリノベーションを
してもらってもいいんじゃない?
というのが私の考えです。
リフォーム・リノベーションも
借りる人の費用と責任で行なってもらえば、
貸す側の心配も
大分なくなることでしょう。
返してもらうときも、
元通りにしてもらわない方が、
むしろ綺麗になって返ってきますから、
借りる人の手間や負担もなくなります。
(そもそも、貸す時がボロボロの状態で、
元通りに戻されても困りますよね。)
細かい取り決めは決めるとして、
「DIY型賃貸借」で実家を貸すことは、
実家の活用を考えるのに
大きな選択肢になることでしょう。
年末年始に家族や親戚と話す機会に、
こんな切り出し方を
してみてはいかがですか?
>>
古いボロボロの家を、
何もしないで貸せる方法があるらしいよ。
国にガイドラインもあるんだって。
>>
「実家を貸す」という選択肢を、
こんなお話で切り出してみて、
実家に関わる方々のお考えを
ぜひ確認してみてくださいね。