【公示地価発表】都市部の下落より、地方部の上昇に注目です。
昨日、公示地価が発表されましたね。
◉全国全用途平均で6年ぶりに下落、
コロナ禍の影響は用途や地域で異なる
~令和3年地価公示~
※国土交通省HPより
メディアでは、
コロナで全体的に下落したような感じで
報道されているのが目立ちますね。
テレビのニュースでも、
銀座の中心部で
家賃が払えず退去してしまった店舗が
次のテナントも決まらない。。
といったニュースが流れていました。
実際の現場でも、
それは肌身で感じるところで、
そうした借り手がつかないような状況が、
公示地価が下落した原因の一つというのも、
納得するお話です。
反面、公示地価が上昇した地域もあります。
テレワークで在宅勤務となり、
家に対する需要が高まって、
郊外の住宅や中古マンションなどは
むしろ活発に取引され、
公示地価の上昇に繋がっています。
住宅地と商業地では
比較する条件も違いますので、
一緒にして比べるものではありませんが、
ざっくりと、
今の地価や不動産の動きを理解するには、
上記のようなイメージで良いと思います。
さまざまなメディアで報道されていますが、
今は都市部への集中がだんだん減って、
郊外や地方部に注目が集まっています。
こうした状況は、
実家を売ったり、貸したりするには
良いタイミングの一つではあると思います。
遠隔地であったり、
人があまりいないような場所でも、
テレワークやワーケーションが
浸透しつつある今、
どんな場所でも、
空き家を活用するチャンスはあります。
今回の地価公示で
全体的な地価下落のイメージが
強いかもしれませんが、
その裏側にある今のニーズを
ぜひ感じ取っていただけたらと思います。
こちらのサイトで
各地の公示地価がわかりますので、
あなたの実家の公示地価も
ぜひ確認してみてくださいね!
◉国土交通省地価公示・都道府県地価調査
※国土交通省HPより