【令和4年地価公示】下落率縮小で、あなたの実家はどう考動しますか?
今週3月22日に、
令和4年の地価公示が発表されました。
◉地価公示
◉土地総合情報システム
※いずれも国土交通省HPより
今年の公示地価の発表は、
まん延防止等措置の解除や、
季節外れの寒さと電力需給ひっ迫で、
注目度がイマイチのように感じます。
しかしながら、今回の公示地価は、
コロナ禍の日本人の生活をみる上で、
大きな変化が見受けられます。
一言でいうと、
地価は上昇傾向にある、ということですが、
地価が上昇したというよりも、
地価の下落が改善してきた、ことに注目です。
コロナ禍のリモートワークが、
都市部への集中を分散させ、
都市部周辺や地方部への人の流れにつながり、
地価の下落に歯止めがかかった、
という感じです。
目立ってわかるのは、
やはり東京圏、関西圏などの都市部ですが、
全体的に下落率が下がっているのが、
都道府県別の地価変動率から分かります。
都道府県別地価変動率は
以下よりご確認ください。
◉令和4年地価公示の概要
※国土交通省HPより。
各地域の状況にもよりますが、
東京一極集中から分散されていることが、
目に見える形で分かるとも言えます。
実家を売ったり、貸したりする
タイミングとしては、
良い時期の一つと言えるでしょう。
まん延防止措置が解除になり、
新年度でこれから人が動く時期です。
コロナは落ち着いてきたとはいえ、
以前感染者は多い状況で、
また第7波もいつ来るか分かりませんが、
いつかは動き出さなければなりません。
今回の地価公示は
実家のことで動き出す根拠の一つとして、
ご家族、ご兄弟と話す
きっかけにできると良いですね。