どんなに壊れていても、これだけはあって欲しい、実家を貸す条件とは?
古くても、壊れていても、腐朽していても、
家を借りる人はいることをお伝えしました。
例として、
建築関係のリフォーム業者をあげましたが、
もちろん、それ他にも、
借りたいというニーズはあることでしょう。
不動産投資家のように、
貸すのを目的で古い家を買うわけではなく、
もともとある実家を貸すわけですし、
借りる人の負担と責任で、
好きなようにアレンジできる
DIY型賃貸借で貸せば、
多額のお金をかけることもありません。
売りたくても、なかなか売れない。。
とお考えになられているようでしたら、
貸す選択肢も、ぜひ考えてみてください。
ただ、実家を貸すにあたっても、
一つだけクリアしたい条件があります。
それは、
「屋根」があって、雨をしのげることです。
雨漏りしていても構いませんが、
屋根に穴が空いている、
屋根が崩れ落ちている、
屋根が吹き飛んでいる、
といったように、
バケツをひっくり返したように、
雨がダイレクトに室内に降ってくるのは、
さすがに難しいです。
このような状態が長く続いていると、
すでに家の内外が、
腐り壊れていることでしょう。
いわゆる「廃墟」の状態です。
屋根を補修するのではなく、
「葺き替える」または「建て替える」
作業になりますから、
そこまでして、
借りる人はいないでしょう。
逆に言えば、雨漏りしていても、
貸すことはできるということです。
屋根がないようなら、
「土地」として売却するか、貸すか、
の選択になります。
実家をどうしようか。。と、
お考えになられているようなら、
屋根の状態だけは、
気にしておいてくださいね。