台風の爪痕〜都市部のライフスタイルはこれでいいのでしょうか?〜
先日関東に上陸した台風ですが、
被害状況が次々と
浮き彫りになってきていますね。
千葉県での停電は
今日中の復旧は見込めないと
早々に発表がありましたし、
日常生活も心配ですよね。
私の事務所に近い、
ビジネスパートナーからは、
「家の近くで電柱が倒れていたよ!」
とラインが入ったり、
昨日空き家の相談で現場確認した家は、
家の屋根が風であおられていたりと、
身近なところにも、
多くの台風の被害・影響が出ていたのを
あらためて気付きました。
また、
首都圏の電車は計画運休とはいえ、
大混乱でしたし、
私が事務所に行くまでも、
運行規制や駅への入場規制があって、
事務所にもたどり着くのも、
相当の時間がかかりました。
ニュースを見ていると、
会社に行くのを諦めたり、
自宅待機の指示が出たところも
多かったようですね。
今回の台風の爪痕は
まだまだ出てくるのかと思いますが、
都市部でのライフスタイルも
変わっていく必要が出てきたのかもしれない、
そんな感覚も、あらためて感じました。
わざわざ都心部まで通勤しなくても、
インターネットでシゴトができる今、
在宅や自宅周辺でも十分に
シゴトができる時代です。
空き家になっている家を活用して、
サテライトのオフィスをつくるとか、
地域に根付いた
コミュニティを充実させて、
ビジネスにつなげるとか、
今自分が住んでいたり、
昔住んでいた場所で、
十分にシゴトができるようになりました。
また都心でのライフスタイルから離れ、
地方移住に興味を持つ人も増えてきました。
地方への移住者も、
昔はリタイアしてから移住というのが
圧倒的でしたが、
最近では、20代の若い世代が
地方移住に強い関心を示しているとの、
調査結果もあります。
◉三大都市圏の若者は地方移住に強い関心
〜平成29年度国土交通白書を公表〜
〜平成29年度国土交通白書を公表〜
※国土交通省HPより
空き家の問題は、
空き家の活用方法だけでなく、
ライフスタイルのあり方にも
大きく関係してきます。
空き家対策のためと
いうわけではありませんが、
働き方、住まい方の選択は、
これからさらに、
大切になっていくのでしょうね。
私もこれからのライフスタイルを、
あらためて考えていきたいと思います。