実家に置いてあるものを、片付けないで、そのまま使ってもらう選択肢
空き家の実家のご相談を受けて、
現地を確認しに行くと、
まだ人が住んでいるかのような
室内の状況を感じることがあります。
親が他界し、
相続手続きが終わったあとも、
親が生前住んでいた状況を
そのままにしているケースも
よく見かけます。
「思い出があるから。。」
「片付けるのが大変。。」
「費用がかかるから。。」
などなど、理由は様々ですが、
住んでいるときは気づかなかった
大きな家具類や衣類・書籍などは、
いざ片付けるとなると、大変な
労力・時間・費用
がかかってきます。
人に売ったり、貸したりするため、
業者に片付けの見積もりを依頼すると、
50万円とか、100万円とか、
結構な費用がかかって、
「実家どうしよう。。。」
と悩んでしまう。。
そんな
負のスパイラルにハマってしまう方も
少なくありません。
「そうはいっても片付けなくては。。」
と少しでも安くできるように、
家庭ゴミの日を選んで、
実家の片付けに行ったり、
リサイクルショップに、
売れそうなものを売りに行ったり、
ネットオークションにかけてみたり、
様々な方法で、
安く片付ける方法も当然あります。
私も経験がありますが、
これはこれで確かに、
片付け費用としては安くは済みます。
が、しかし!!
片付けに費やした時間や
交通費・移動費等も考慮すると、
それが決してベストな選択とは
言えない場合も多くあります。
「費用も時間もかけずに、
片付ける方法はないだろうか。。」
と考えるところでしょう。
そんなときは、逆の発想で、
「片付けないで、利用できる方法」
を考えてみると、
意外とうまくいくケースも多くあります。
簡単にお伝えすると、
家具類はそのままで
実家を貸したり、売ったりする
ということです。
私も今、
古い家具や家電類をつけて貸している家を
管理していますが、
「これは捨てないとダメだろう。。」
と思っていたものが、
借りる人にとっては結構役に立っている!
ということも意外とあります。
「片付けに困っているなら、
あえて片付けない」
あえて片付けない」
空き家の実家に残された
家具・家電類の活かし方について、
次回は少し深掘りしてお伝えします。